2013参院選:主要政党/候補者(東京区)にアンケートをとりました
標題アンケートの連絡事務局を務めております、都電網研究会です。
選挙日がもう間もなくとなりましたが「2013年参議院議員選挙 都市交通
政策アンケート」の回答がありましたので、お知らせしたいと思います。
アンケートは政党要件を満たす政党と、所属の東京選挙区候補者にメール
送付しました。今回から「ネット選挙」が解禁ということで、上記のうち
インターネットで質問の受付をしている政党・候補者に送ろうとしたの
ですが、文字数の制限があったりで、当初予定していた全ての政党に送付
できなかったことを、お断りしておきます。
(ネット選挙と言えど、次回からは送付方法を見直さなければならない
ようです)
回収率も芳しくないのですが、選挙後でも回答があれば、順次掲載して
いきたいと考えております。
閲覧者の皆さまには、今後の交通まちづくりの取り組みや考察に、何らか
役立てていただければ幸甚に存じます。
回答者の皆さまには、準備にご回答に、ご協力のほど大変ありがたく思います。
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NPO法人路面電車と大森の未来を考える会・
台東まちづくりハートタウンクラブ・都電網研究会
2013年参議院議員選挙 都市交通政策アンケート
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[ 質問1 ](候補者のみ向けです)
・あなたは都電を利用したことがありますか、それはいつごろのこと
でしょうか。
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
ある。大学時代に利用し、最近でも半年前に利用した。
・また、現在の都電について評価すべき点や問題がある点などがあれば
お教えください。
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
都民に親しまれているが、荒川・早稲田間のみになってしまったため、
都民全体の期待にこたえられていない。
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[ 質問2 ]
・東京における交通政策の中で、現在の都電を積極的に発展させて
路線延長や車両改良を進めLRT(次世代型路面電車システム)に
していくような、政策や提案をお持ちでしょうか。
a ある
b 直接は考えていないが、関係する提案はある
c ない
d その他(具体的に: )
<日本共産党の回答>
a ある
<緑の党の回答>
b 直接は考えていないが、関係する提案はある
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
a ある
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→上の質問でaやbを選んだ方へ
具体的に導入をすすめていくための、政策提案などがありましたら
お教え下さい。
<日本共産党の回答>
LRTの導入と並行して、パークアンドライド、ロードプライシングの
導入を提言しています。
<緑の党の回答>
乗用車や営業用トラックなどの都心乗り入れを大幅に規制する、
路線バスの専用レーンを確保・拡大しながらその一部を路面電車の
軌道に変える。
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
日本共産党都議団は、都議会での質問や要望などで、クルマ優先の交通
政策を転換し、LRTの導入などをすすめることをくりかえし求めて
きました。昨年12月に知事に提出した13年度予算編成への要望の
なかでも、「LRTなどの導入について検討をすすめること」を提起
しています。
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[ 質問3 ]
・まちづくりの一環として、都市における路面公共交通の役割を
積極的に見直すために、中心部での自動車の流入や使用を制限する
政策について、どのように考えますか。
a 積極的に賛成(自動車の流入規制をしたり、流入自動車に対して
課金をするなど)
b 賛成
c 慎重に検討すべき
d (街の中心部での)自動車の使用制限には反対
e その他(具体的に: )
<日本共産党の回答>
a 積極的に賛成(自動車の流入規制をしたり、流入自動車に対して
課金をするなど)
<緑の党の回答>
a 積極的に賛成(自動車の流入規制をしたり、流入自動車に対して
課金をするなど)
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
a 積極的に賛成(自動車の流入規制をしたり、流入自動車に対して
課金をするなど)
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[ 質問4 ]
・公共交通の整備運営に対しては、現状では独立採算に基づく運営が
原則となっています。しかし、今後高齢社会における福祉政策や
CO2削減などの環境対策においては、公共交通への積極的な投資が
必要だと思われます。
運営の補助を積極的に行うなど、独立採算の原則を見直す考えは
ありますか。
a 見直す(具体的に: )
b 見直さない
c わからない
d その他(具体的に: )
<日本共産党の回答>
a 見直す
将来的には公営企業法の改正を求めますが、一般会計予算からの
支出を積極的に行います。
<緑の党の回答>
a 見直す
運営の補助のために、必要な公費の投入を行なう必要があると考え
ます。ただし、公共交通の会計の透明化を徹底し、市民の監視と
チェックが行われることが不可欠です。
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
a 見直す
公営企業会計の枠組みは残すが、人と環境にやさしい公共交通整備
のための初期投資、都民の利便性向上のための路線の維持・拡大
などのために、都の財政支援を拡充する
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[ 質問5 ]
・公営交通の赤字などの財政負担を減らすため、一部で民営化も検討
されています。一方、公営交通が社会的弱者を含む地域住民の移動を
担い、また全部を自家用車が担うのに比べて環境負荷やエネルギー
消費が小さくなる利点もあります。公営交通の経営や、その民営化に
ついて、どのようにお考えですか。
a 公営交通は、地域の足となり、環境保全機能もあり、こうした
意義を発展させ、市民が自治体を通じて意思決定に関与するため、
公営交通のままが望ましい。
b 公営交通には積極的機能があるが、一方で民間参入により機能を
損なわずに効率化する可能性もあるので、公的関与のルールを
決めた上で民間参入を考える。
c 公営交通には赤字の所が多く、原因の大半は公共関与による
非効率な経営なので、原則として民営化が望ましい。
d 公営交通を含む公共交通は赤字になることが多く、スリム化の
ためには廃止し、自動車交通に置き換えていくことが望ましい。
e わからない
f その他(具体的に )
<日本共産党の回答>
a 公営交通は、地域の足となり、環境保全機能もあり、こうした
意義を発展させ、市民が自治体を通じて意思決定に関与するため、
公営交通のままが望ましい。
<緑の党の回答>
a 公営交通は、地域の足となり、環境保全機能もあり、こうした
意義を発展させ、市民が自治体を通じて意思決定に関与するため、
公営交通のままが望ましい。
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
a 公営交通は、地域の足となり、環境保全機能もあり、こうした
意義を発展させ、市民が自治体を通じて意思決定に関与するため、
公営交通のままが望ましい。
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[ 質問6 ]
・現在、交通基本法案の検討がなされています。この法案では、
国民に等しく生活のための移動の手段と機会を保障する
「交通権(移動権)」の概念が、重要な基本理念となっています。
日本では法律に交通権が位置づけられておらず、地域の交通問題の
解決において、欧米各国や台湾、韓国などに比べ後れをとっている
状況があると思います。この交通基本法案と交通権の概念について、
どのように認識していますか。
a 交通基本法案と交通権についてよく理解している
b 交通基本法案と交通権について、名称程度は知っている
c 知らない・わからない
d その他(具体的に: )
<日本共産党の回答>
a 交通基本法案と交通権についてよく理解している
<緑の党の回答>
b 交通基本法案と交通権について、名称程度は知っている
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
a 交通基本法案と交通権についてよく理解している
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[ 質問7 ]
・マニフェストなどにおいて、環境政策等で交通に関わる提案を
出されていますか。
a ある
b 直接は考えていないが、関係する提案はある
→具体的にお答えください
( )
c ない
<日本共産党の回答>
a ある
<緑の党の回答>
b 直接は考えていないが、関係する提案はある
「マニフェスト」では述べていませんが、「基本政策集」において
「地域経済を再生する」の項目の中で、「住民参加の都市計画策定を
進め、都市や郊外の大型開発に対する規制を強め、環境調和型の都市を
作る」と提案しています。そして、「鉄道・路線バス・路面電車など
公共交通の再生・強化は、環境の保全、交通弱者の減少の観点から、
ひじょうに重要な政策であり、具体的な政策を研究・提案したい」と、
今後の研究課題にしています。
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
a ある
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・そして、提案の基本的な考え方は、以下のa~dの選択肢のうちで
どの考え方に近いでしょうか。ひとつ選んでください。
a 公共交通は赤字をかかえ拡大するには問題があるため、
道路建設が最優先課題
b 公共交通を拡大するには問題があるが、利便性の向上は必要
c 車利用から公共交通へのシフトのため、モデルとなる対策を
はじめる
d 車利用から公共交通への大幅なシフトのためにインフラ整備に
投資し長期的計画的に取り組む
<日本共産党の回答>
d 車利用から公共交通への大幅なシフトのためにインフラ整備に
投資し長期的計画的に取り組む
<緑の党の回答>
c (に近い。)
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
d 車利用から公共交通への大幅なシフトのためにインフラ整備に
投資し長期的計画的に取り組む
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・また、交通・運輸部門でのCO2削減や大気汚染への対策について、
具体的な対策をお考えでしょうか。以下に挙げる選択肢のうち
当てはまるものをいくつでも選んでください。
・大規模事業所の自動車通勤削減、営業用自動車の削減政策
・都心部への自動車の乗り入れ規制
・パークアンドライドと、都心の駐車場抑制政策
・都市計画で新規開発地域で脱クルマを誘導する政策
・都電、バスの低運賃・割引制度
・路面電車の計画的整備
<日本共産党の回答>
(すべてを選択します)
・大規模事業所の自動車通勤削減、営業用自動車の削減政策
・都心部への自動車の乗り入れ規制
・パークアンドライドと、都心の駐車場抑制政策
・都市計画で新規開発地域で脱クルマを誘導する政策
・都電、バスの低運賃・割引制度
・路面電車の計画的整備
<緑の党の回答>
・都心部への自動車の乗り入れ規制
・パークアンドライドと、都心の駐車場抑制政策
・都市計画で新規開発地域で脱クルマを誘導する政策
・都電、バスの低運賃・割引制度
・路面電車の計画的整備
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
・大規模事業所の自動車通勤削減、営業用自動車の削減政策
・都心部への自動車の乗り入れ規制
・パークアンドライドと、都心の駐車場抑制政策
・都市計画で新規開発地域で脱クルマを誘導する政策
・都電、バスの低運賃・割引制度
・路面電車の計画的整備
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→その他具体的な対策の提案があればお答えください。
<日本共産党の回答>
コミュニティバスの路線設定の条件の拡大と助成措置の充実
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
自動車の総量規制に踏み出し、モーダルシフト、ロードプライシング
など実効性ある交通需要マネジメントを実施する。区部周辺部の環状
方向、多摩南北方向、八王子・町田、多摩西部地域への公共交通の
整備をすすめる。自転車道の整備促進、都市型コミュニティサイクル
の整備促進事業の実施など、自転車利用環境の整備をすすめる
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[ その他 ]
・東京における地域交通政策について、ご意見やご提案をお持ち
でしたらご自由にお答えください。
<日本共産党の回答>
東京には、環境対策とともに安心・安全なまちづくりの観点から、公共
交通を中心とした総合的な交通政策が必要です。上にのべた対策のほか
に、ノンステップバスの導入を広げ、バス専用レーンやバス優先信号帯
を設置したり、都内すべての駅への可動式ホーム柵の設置、歩行者にと
っても安全な自転車走行のための自転車専用レーンや自転車道の整備、
歩車分離式信号の大幅増設など、多面的な取り組みを進めていきます。
<日本共産党・吉良佳子氏の回答>
東京の公共交通は、これまで通勤・通学など都心と郊外をつなぐ大量
輸送を中心に整備されてきました。これからは、大気汚染対策やCO2
削減のために、自動車交通の抑制と環境にやさしい公共交通網の整備、
省エネ・低公害車の普及促進などがつよく求められています。また、
高齢化が進むもとで、コミュニティバスをはじめ、身近な地域の日常
生活圏における地域交通の充実や、ノンステップバスの導入促進、鉄道
駅へのホーム柵設置など交通バリアフリーの推進、歩行者の安全確保が
求められます。ドアからドアへ運ぶことができるタクシーを、公共交通
として位置づけて活用していくことも、今後の検討課題のひとつです。
これらを推進するために、都として、人と環境にやさしい新しい総合的
な交通政策を確立し推進すべきだと考えます。
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質問は以上です。ご協力ありがとうございました。
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